グリム「上がりました!」
チョッパー「グリム! こっちへ来い! 俺の後ろにつけ!」
グリム「了解です。それであの、後ろについて援護するにあたって聞いておきたいことが」
チョッパー「なんだ。何でも聞いてみろ」
グリム「エースにはナイト エース、ソルジャー エース、マーセナリー エースといろいろなタイプがありますが、チョッパー少尉はどのタイプですか?」
チョッパー「俺か? 聞いて驚くな」
グリム「(わくわく)」
チョッパー「俺は愛してナイト エースだ」
グリム「愛して……ってなんですか?」
チョッパー「なんだ知らないのか? ロック漫画の大傑作だ。ジュリアーノ、ぶみぃ、といえばこれしかないだろう」
グリム「ぜんぜん知りません……」
チョッパー「分かった。俺様が手取り足取り教えてやる。今夜はコミックス全巻読んだ後で、アニメを全話見るぞ!」
ブレイズ「(もしかして、チョッパーの部屋のロックコレクションって、それのことか?)」
チョッパー「ちなみに原作コミックはアニメには出てこないパンクロッカーも出てくるからな。パンクといえばぶっ壊し。今夜はさっそく隊長の予備の機体のタイヤをパンクさせに行くぞ」
グリム「その機体って、今僕が乗ってるやつじゃ……」
真説・MISSION 27『ACES』ビーハイブ編 §
ナガセ「あと8マイル」
チョッパー「あと、1マイル~♪」
ナガセ「チョッパー、まだ4マイルあります」
チョッパー「人がいい気持ちで歌っているのにいらついてるんじゃないよ、お嬢さん」
グリム「ちょっと待ってください。チョッパー大尉はスタジアムで……」
一同「今の歌声はどこから!?」